僕の週読

毎週一冊、いい日本語を目指して。

蜜蜂と遠雷

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蜜蜂と遠雷(恩田陸)

どうもこんにちは、たくです。1回目の投稿なので緊張してます。

今週はこの本を読みました。昨年の本屋大賞を受賞した本です。507ページの長編でしたが、休日を利用して一気に読みました。作家の恩田陸さんの別作品である「夜のピクニック」を読んだことがあって、見たときにビビッときたので購入しました。

 

内容は主に大きなピアノコンクールについて書いてあり、ユニークなコンテスタントたちが演奏します。優勝を目指す人や、自分の実力を試す人、ピアノが欲しいから参加する人などそれぞれが様々な目標を持って参加します。

 

この作品は、とても読者を想像させる作品だと思います。ピアノど素人の僕なのでわからない単語がたくさんありました。しかし、それにもかかわらず演奏の描写を読み、想像して鳥肌が立つ場面が何度もありました。10回以上の演奏が書かれているのですがそれぞれ異なっていて演奏者によって変わったり、また演奏者がコンテスト中に成長したりして全く飽きが来なかったです。審査の結果が気になり後半は風の如くページをめくりました。深く感情移入してしまい、本気でこれほど終わってほしくないと思った小説は初めてのように感じました。

 

1回目の読書感想文です、拙い文ですが読んでいただきありがとうございました。

コメントなどいただければ幸いです。